金属板の測定ができない

以下、2点の理由が考えられます。


1.絶縁膜がついていないか、破れて導通している。

今ある膜を綺麗に取り去り、ラップを上下の電極に貼った状態でベースラインを再設定してください。

センサー、ヒーター共にバイアス電流があり、試料によるショートは測定において大敵です。
場合によっては、発熱による様々なトラブルが発生します。


2.金属が反っている。

反りによって、どちらかの面が接触不十分になっていると考えられます。
以下の対策をお試しください。
・試料を研磨する。
・小さく切り出す。
・グリースを用いて、かつ荷重を大きくする(分銅を使用する)

硬い材料は密着が難しいため、試料を変えることもおすすめいたします。