装置の大きさはファミコンで
![](https://i0.wp.com/www.ai-phase.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/P1030660.jpg?resize=300%2C202&ssl=1)
測定装置は標準ラックに収まるようなサイズ幅480mm程度のものが多い.重いし,持ち歩けるものでもない.アイフェイズでは20年近く前から小型省エネルギーマシンを想定し,現場に持って行ける物性測定機(温度計ではありません)を模索した.装置サイズはどうするかとなったとき,傍らにあったスーパーファミコンのケースに入るようにしようと言ったのは誰だったか.小学生でも持ち歩けるのが,モバイルだろうと.当時はまだモバイルというワードも普及していないときで,アイフェイズ・モバイルという商品名は時代に先駆けていたように思う.パソコンも外部電源もなくとも測定できる様に設計されている.初代のケースはファミコンとほぼ一緒.測定装置は,研究室の置物ではなく,現場に出てこそ働けるものだ.